バンジョーチューニングガイド
オープンGチューニング(5弦バンジョーの標準)
オープンG(gDGBD)はブルーグラスや多くの5弦バンジョーの標準です。5弦から1弦の順に:g(短い5弦の高いG4=392 Hz)、D3 (146.83 Hz)、G3 (196 Hz)、B3 (246.94 Hz)、D4 (293.66 Hz)。開放でGメジャーコードになり、ロールやドローン中心のフレーズに向きます。
よく使われるバンジョーチューニング
| チューニング名 | 音(5弦→1弦) | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Open G(標準) | g-D-G-B-D | ブルーグラス、スクラッグス、最も一般的 |
| Double C | g-C-G-C-D | オールドタイム、クローハンマー、フォーク |
| Open D | a-D-F#-A-D | Dのキー、フィドル曲 |
| G Modal(Sawmill) | g-D-G-C-D | モーダル曲、オールドタイム |
バンジョーチューニングのコツ
- 5弦から合わせる – 短い5弦(高いg)を基準に先に合わせます
- 軽いタッチで – 弦が細く、少しの調整でピッチが大きく変わります
- ヘッドの落ち着きを待つ – 新しいヘッドは1〜2週間伸びてチューニングがずれます
- ブリッジ位置を確認 – ずれはオクターブの問題で、チューニングではありません
- 演奏前にチューニング – 温度に敏感なので部屋の移動後は再調整
バンジョー弦の番号について
バンジョーの弦番号は独特で、5弦が顔に近い短い弦で高いGに合わせます。4〜1弦は低い方から順にD-G-B-D(オープンG)。5弦はドローンとして使われることが多く、バンジョー特有の音色になります。
クローハンマーとブルーグラスのチューニング
どちらも通常はオープンGを使用しますが、クローハンマーではダブルCやGモーダル、ドロップC(gCGCD)などを曲に合わせて使うことが多いです。ブルーグラスは演奏の大半がオープンGで、時々Dチューニングを使います。
バンジョー弦の交換時期
明るさが失われたり、チューニングが安定しなくなったり、摩耗が見えたら交換します。リン青銅やステンレス弦は通常の演奏で2〜3か月持ちます。1弦(D)は切れやすいので、予備を用意すると安心です。